日野岡雅人(ヒノオカ マサト)

筑波大学大学院 情報学学位プログラム 博士前期課程

連絡先: hinookajobhunting@gmail.com

自己紹介

筑波大学大学院 情報学学位プログラム(博士前期課程)に在籍し、2028年3月に修了予定です。メタデータ研究室で、Web 上で公開されたつながりのあるデータ(Linked Open Data)を、問い合わせ言語の SPARQL で使いやすくする手法を研究しています。個人では Web アプリやツールを作っています。

舞鶴工業高等専門学校の電気情報工学科では、ネットワークを構築する実験、マイコンや PLC の制御、オペアンプを使った電子回路の実験など、電気と情報の分野を幅広く学びました。4人のチームで Blender を使って舞鶴の引揚船(戦後の引揚げで使われた船)を再現した制作では、チームを引っ張るリーダーの役割を受け持ちました。卒業研究では、表面プラズモン共鳴(光と金属表面の電子の共鳴)を利用して蛍光を強める研究をしました。

4年次に参加したカナデビア株式会社(旧日立造船)のインターンシップで ICT 分野に強く興味を持ち、筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類に3年次編入しました。より高度な機械学習や Web アプリの作成、FPGAを用いた表示回路などを学び、3年次の後期にメタデータ研究室に配属されました。

アルバイト:2025年3月〜7月 カインズ(開店の準備とレジ、のちにサービスカウンターで接客や発注の受付、レジ担当への指示も受け持ちました。)、2026年2月〜3月 大島輪業(自転車屋オレンジポルテ)(自転車の修理の受付や空気入れなどを受け持ちました。)

取り組んでいる研究

データセットごとにスキーマが異なる Linked Open Data で、SPARQL クエリを書き始めるための支援を研究しています。卒業研究ではクエリ緩和による別のデータセットへの再利用を、現在は大規模言語モデルによるクエリ例の提示を扱っています。

論文

技術スタック

基本的な作り方が分かる:React(このサイト)、Ruby on Rails(TA)、Ruby、TypeScript

授業で一通り触った:C、C++、Prolog、HDL、Arduino、ラズパイ

プロジェクト

どの作品も、実装のほとんどに Claude Code を使っています。

このサイト

作ったアプリや実験を載せている個人サイト(このページもその一部)。個人で設計・実装・運用。使った技術:React 18, Vite 5, Tailwind CSS 3, GSAP, three.js, GitHub Actions, GitHub Pages

自分用のサイトとメモ置き場が欲しくて、2025年10月に作り始めました。2026年度の TA で学生が Web アプリを作るのを見て、人に見せられるものにしたいと思い、7月に見た目を一新して、実際のデータを見せる形に作り直しました。

GitHub Secrets で秘密の情報を扱う方法、GitHub Actions で定期的に処理を動かす方法、React、スマホにも合わせたデザインを学びました。

happydeck

複数のマシンで動いている Claude Code のセッションを、1つの画面で見て操作するデスクトップアプリ(Happy 経由)。個人で設計・実装。使った技術:TypeScript, React 19, Vite, Tauri v2, Zod, Vitest, GitHub Actions

Tailscale でつないだ4台のマシンの Claude Code を、1つの画面で見て作業も振りたかったのがきっかけです。Happy の中継はそのまま使い、足りない PC 向けの画面だけを Tauri で作りました(メモリは実測200MB以下)。

AI に任せるときは、参考の画像や手本のアプリを添えて具体的に伝えること、報告をうのみにせず実機で確かめることを学びました。

voice-transcript

Groq の Whisper API で音声を文字起こしする、CLI とデスクトップアプリ。個人で設計・実装。使った技術:TypeScript, React 19, Vite, Tauri v2, PostgreSQL, Drizzle ORM, ffmpeg, Vitest

1時間を超える授業の音声を文字起こしするため、CLI として作り始めました。使いながら画面・履歴・録音・辞書・注釈・検索を足し、Mac と Windows で同じ履歴を使えるよう自宅のサーバーに置きました。

長い処理の異常はその場で知らせること、API キーを画面の側に持たせない設計を学びました。用語があいまいだと AI が意図と違う実装をするので、アプリの中の言葉で具体的に伝えることも学びました。

claude-usage-tray(UsageTray)

Claude の使用量(5時間のセッション枠と週の枠)を、タスクトレイとメニューバーに常に表示するデスクトップアプリ。個人で設計・実装・配布(Windows / macOS)。使った技術:TypeScript, Electron, electron-vite, Preact, node-pty, Vitest, GitHub Actions

使用量を見ながら、モデルの切り替えや並列での作業を判断したかったのがきっかけです。5時間の枠が後ろにずれていくのを防ぐため、枠が切れた瞬間に最小のコストで次の枠を始める機能も付けました。

「動いているように見える」ことと「正しく動いている」ことは別で、重大な不具合の多くは実際に触って見つかりました。仕様が公開されていない部分は、推測せず実験で確かめることを学びました。

HitokoePet

Claude Code のセッションの状態に反応して、作業の完了を声で知らせるデスクトップペット。個人で開発(オープンソースの petdex を取り込み、機能を追加)。使った技術:Zig(Native SDK), シェルスクリプト, Nix, GitHub Actions

複数のプロジェクトで Claude Code を並行して動かすと、終わったものや確認待ちで止まったものを見落とすため作りました。既存の3つの実装を比べ、足りなかった複数セッションへの対応を、MIT ライセンスの petdex をフォークして足しました。

AI が「素材が悪い」で止まったとき、別のビューアと比べて本当の原因(縮小表示のやり方)を突き止めました。比較の相手を用意して切り分ける大切さを学びました。

AI駆動開発での学び